乳牛が暮らす「牧場」というと、牧草がどこまでも広がるイメージですね。
でも、残念なことに、今のやり方は、たくさんの牛を小屋で育てて、草だけでなく穀物などの配合飼料をたくさん食べさせてたくさんの牛を飼う「牧場」が当然のこととなっています。
牛乳の名前に「まきば」とか「牧場」の文字があっても、そういう意味なのです。
中には牧草地に牛を放つ「放牧」の酪農家もいますが、配合飼料が少ないので搾れる乳量も少ないこともあって、ごく少数派です。
でもでも、やっぱり、大地を自由に歩いて、柔らかい牧草をおなかいっぱい食べて、お日さまをたっぷり浴びて、そよ風を感じながらお昼寝をする、健康な牛さんの牛乳がおいしそう…。
という願いが今日、やっとかないました!
北海道は北なので放牧は5月から10月になるけれど、放牧の牧場を支援する意味で、年間通じて同じ名前と価格にすることに決めました。
ずっと放牧に取り組んでいらした十勝・忠類地区の五つの牧場の方たち、その生乳だけを専用に集めるミルクローリーを手配してくださるJAさん、仲立ちしてくださるホクレンさん、そして専用タンクを用意してパック詰めしてくださるよつ葉乳業㈱さん。
みなさん、本当にありがとう♪