今月初め、よつ葉牛乳を生産している牧場を巡る2泊3日ツアーに参加してきました♪
とかち帯広空港に着いたのはお昼過ぎなのに12℃と寒かったけれど、青空が広がって気分爽快!
早速、5月はじめから放牧している石黒牧場の見学へ。
石黒さんは、おばちゃん的には西島秀俊似のベテラン酪農家。
農場は耕作地と放牧地合わせて46ヘクタールで、今の季節は昼夜放牧しています。
牧場は、1ヘクタール位に区切った「牧区」を毎日移動しながら草を食べています。
牧場に着くと、約50頭の搾乳牛と、産前後で搾乳をお休みしている乾乳牛5~6頭が、のんびり草を食べたり、寝そべったりしていました。
牧草は、15センチくらいの丈が一番牛好みらしいです。
石黒さんが近付くと、甘えるように牛さんたちが集まります。
おばちゃんたちを見ると、みんな興味しんしん。
モグモグしながらじ~っとこっちを見ています。
そっとなら近付いても大丈夫。
でも、しっぽをサッと振ったら危ない! おしっこかうんちの前触れだから避難しなきゃ!
いま、牛さんたちは、トレーサビリティの関係で一頭ずつ決まった番号の耳票がついています。
たとえば石黒さんの牧場の最長老は「432」。
なんと10歳で、9回もお産をしているベテランです。
この日の朝も、放牧中の牛さんが初めての赤ちゃん牛を産んだところでした。
赤ちゃん牛は、キタキツネや野鳥に狙われることもあります。
石黒さんも心配で見に来たそうです。
そうしたら、なんと、親子牛の周りをベテラン牛さんがぐるっと囲んでガッチリガード。
群れの仲間と助け合う姿があったそうです。
「みんなばあちゃん牛でしたね」と嬉しそうに笑う石黒さん。
牛さんたちの優しさと強さに、母親としておばちゃんは感動したよ~。